樹脂が流れないのでゲート追加、金型改造

こんにちは。有限会社松研です。

 

さあ、本日はお日柄も良く！といってもしっとり雨模様なんですが

私、雨が大好きなんですよ。

身も心もしっとりと、焦る気持ちも穏やかに～な気分にさせてくれるのです。

 

先日の慌てて作成した金型は、これまた大慌てで改造を施すわけですが

ピンゲート（樹脂の湯口ですね）の数を増やさなきゃ樹脂が周らない、流れないといった案件です。

ショートショット以外には他の部分に問題がなかったわけで寸法精度もクリアしております。

 

最初からあまりゲート本数を増やしたくなかったんですよ。

というのはピンゲート部分のゲートブッシュが1本7000～10000円ぐらいするんです。

完全オーダーメイドなので日数も掛かります。

「じゃあゲート増やしましょうか！」と安易に決めても価格的にも納期面にも対応できない。

 

ところが松研さん。「ゲート増やします」安易に言っちゃった！

だってショートさえクリアできれば製品として成立するんですもの。

お客様に板厚変更してもらうのも…きっと迷惑ですよね、なんか負けみたいだし…

半ばヤケクソですよ！

ピンポイントゲートブッシュ、自前で作っちゃった。

多少徹夜しながら

多少他の仕事の納期調整しながら～～当初6本→Ｔ0時11本→最終的に19本

 

なんとか4日間で修正いたしました。

製品OK頂きました。

今回もありがとうございました。