EDM加工（型彫放電加工)について

こんにちは有限会社松研です。

 

放電加工(EDM)について少し。

弊社では、マシニング加工では加工できないところ、綺麗に仕上出来ないところ等は

予めEDM加工とすることでマシニング加工の負荷、複雑な加工データ作成の手間を削減することにしています。

勿論、形状を見誤りマシニングで加工できなかった場合にEDMへと切り替える場合もあります。

形状の深い部分や複雑な部分、微細形状、硬い材質の場合もそうです。

 

EDM加工するためには電極が必須になります。

ほとんどは社内で作成することが多いですね。

電極材料は小物や微細形状なら銅、大きいものや加工量が多い場合はグラファイトを使用します。

 

EDM加工で一番大事なことは電極設計にあると思ってます。

形状を綺麗に再現するために電極本数、クリアランスの設定、加工により発生するガスをいかに逃がすか。

これらが加工スピードと精度に関わってきます。

 

時には…若い子がやらかしたタップの折れ取りにも活躍してみたり。

 

いつでもご相談お待ちしておりまする。